水槽で生き物を飼育するときに気を付けるのは水槽の環境です。
生き物の種類によって、生息している環境が違います。
水槽の中の環境を生き物に適した水質・水温・水量に整えてあげることが大切です。
ミナミヌマエビは日本の川に生息している淡水エビです。
ミナミヌマエビを飼育する際はどのような環境で飼育すると良いのでしょうか?
水質・水温・水量とそれぞれ調べてみましょう。
野生のミナミヌマエビが生息する環境
野生のミナミヌマエビは淡水の水場の様々な場所で生息しています。
極端に寒い地域で無ければ、川や湖、田んぼや沼などの底で生息しています。
野生のミナミヌマエビを採って来て飼育する人もいます。
近くの川や湖を良くのぞいてみるとミナミヌマエビを見つけることができるかもしれません。
ミナミヌマエビの飼育に適した水質
ミナミヌマエビに合った水質は弱酸性から中性あたりです。
この水質の環境を作るにはソイルという底材を水槽に入れると良いでしょう。
ソイルを使用すると水質がpH6.5になり、ミナミヌマエビに調度いい水質になります。
水質で注意するのは水替えや最初に水槽に入れるときです。
ミナミヌマエビは水質が急に変わると弱ってしまうので、水替えは小規模で行い、最初に水槽に入れるときは水合わせを行いましょう。
ミナミヌマエビの飼育に適した水温
ミナミヌマエビは広範囲の水温で生活できます。
生存可能なのは5度から30度の間です。
ただ繁殖に適しているのは20度から24度です。
繁殖を積極的にしたい時はヒーターなどを使用して、人工的に水温を20度から24度に保つと良いでしょう。
また30度を超えると危険なので、夏場は水温に気を配ってあげましょう。
ミナミヌマエビの飼育に適した水量
ミナミヌマエビを飼育数によって必要な水量が違ってきますが1匹に対して1Lくらいあれば安心です。
水槽を購入するときは出来るだけ水量が沢山入るサイズにしておくと良いでしょう。
まとめ
ミナミヌマエビの飼育に適した水質・水温・水量について見てみました。
ミナミヌマエビは他のエビに比べると環境の管理は簡単な方ですが、水温や水質はこまめに測ってチェックしてあげると良いでしょう。
他に水草やエアーポンプなどを設置してあげるとより良い環境になるでしょう。