ミナミヌマエビやヤマトヌマエビなどの水生生物を水槽で飼うアクアリウムは、ペットを飼うことが出来ない環境の人に人気があります。

この2種類のエビの違いや、一緒に飼うことはできるのかを調べてみました。

ミナミヌマエビ ヤマトヌマエビ 違い 丈夫 値段 見分け方

ミナミヌマエビとヤマトヌマエビの違い

成体であれば、2種類のエビの違いは見た目でもわかります。

ミナミヌマエビは成体でオスが20mm、メスが30mmほどの大きさまで成長し、青白い模様が出てきます。
ヤマトエビはミナミヌマエビと比べると大きく、オスが35mm、メスが50mmほどの大きさに成長し、茶色の斑点模様などが現れます。

ミナミヌマエビは淡水で育ち、ヤマトヌマエビは、海水と淡水を行き来して育ちます
ヤマトヌマエビは、淡水で孵化をした後、海へと下り、成長をしたあとに川を遡り淡水の場所まで上っていきます。

ペットショップで販売されている値段は、大差はありませんが、ミナミヌマエビのほうが多少安く販売されている傾向があるようです。

スポンサードリンク

飼いやすさの違い

どちらも成体で飼う場合は淡水で育てることが可能ですが、繁殖をさせる場合は、ヤマトヌマエビは淡水では不可能です。

どちらも飼いやすい生き物なのですが、繁殖力に違いがあります。
どちらのエビも寿命は3年ぐらいといわれていますが、ヤマトヌマエビは淡水で育てると繁殖することができません。
繁殖させたい場合は、海水と混じり合っている汽水状態で育てるようにしましょう。

ミナミヌマエビは、繁殖力が強く、いつのまにか増えています
繁殖をさせすぎてしまうと、水槽の酸素不足になってしまったり、共食いをはじめてしまうので注意です。

両方を一緒に飼えるのか?

ミナミヌマエビとヤマトヌマエビを一緒に飼うことは可能です。
どちらにも適している淡水を選んで飼うことができます。

淡水で飼うことでミナミヌマエビは繁殖をしていきますが、ヤマトヌマエビは繁殖することはありません。
共食いや酸素不足にならないように数に注意をして飼うようにしましょう。

エサは同じですが、藻を処理する能力はヤマトヌマエビのほうが高いので、藻を処理する目的で飼う場合はヤマトヌマエビを飼うとよいかもしれません。

まとめ

ミナミヌマエビとヤマトヌマエビの違いは、大きさや見た目でわかります。
一緒に飼う場合は、水槽のなかの酸素不足や共食いに注意が必要です。

スポンサードリンク