水槽で生き物を飼育しているうえで水槽のカビやコケに対する清掃の対策が必要かと思われます。

水槽の掃除に関する手間を省けるなら省きたいですよね。

そこで今回はミナミヌマエビのコケやカビをとる能力を紹介し、役立てていただけたらと思います。 

カビ、コケ取りにミナミヌマエビを用いる利点について

ミナミヌマエビは雑食であるので、餌を与えなければ大抵のカビ、コケを食べ始め、水槽を綺麗にしてくれます。

60cm四方の水槽であれば70匹ほどで水草の生い茂った水槽でもかなり綺麗にしてくれるでしょう。

また、繁殖が容易であるのでもっと大きな規模の水槽を綺麗にしたかったら、ウィローモスや浮草の入った発泡スチロールの容器にミナミヌマエビを入れて3ヶ月程度待ちましょう。

大量のミナミヌマエビを得られるはずです。

また、ある程度綺麗になってカビやコケが取れてきても、高い雑食性のため水草などを食べ始めるので餌をあげる心配はありません。

その他にも、西日本から南の地方では屋外で野生のミナミヌマエビを捕獲することも比較的簡単に行うことができます。

また、体のサイズが小さいので水草水槽で小型の魚を飼っている水槽などで共生させても餌の取り合いになる心配はありません。

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 ミナミヌマエビを用いることの欠点

便利な能力を持つミナミヌマエビですがいくつか欠点があります。

斑点コケやひげ苔など頑丈なコケに対しては非力なので除去にかなりの時間を要してしまいます。

また、体のサイズが小さいことがわざわいして、同居している魚に食べられてしまったり、おびえて活発に行動しなくなってしまうことがありますので、魚を別の区画に一時的に移すなどの配慮をしてあげてください。

また、あまりにも水槽のカビやコケが取り除かれなかったら、酢酸浴など、他の手段で清掃を行ってください。

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

ミナミヌマエビをうまく活用できれば多少の配慮は必要なもののその便利な能力を生かしてカビ、コケを自動的に取り除いてくれます。

案外利用している方は少ないとのことなので一風変わった飼育水槽を作ってみたいという方は、見栄えの点でもおすすめできますので是非検討してみてください。

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