エビはよく水草を食べるイメージがあると思います。

ミナミヌマエビも例外でなく水草は大好物ですが、基本的には雑食で何でも食べます。

ミナミヌマエビの好物の水草はウィローモスという種類ですが、適切に与えないとせっかく植えた水草が食べ尽くされてしまいます。

これを食害と呼びます。

ミナミヌマエビ ウィローモス 食害 対策

ウィローモスを食害から守るために

ウィローモスが食害に合わないようにするにはどうしたらよいかを順を追って説明していきたいと思います。

代わりの餌を用意しよう

まず一つ目、案外そんなものかと思われるかもしれませんが水草のほかに食べるエサが十分にある環境では水草に手を付ける可能性がぐんと下がります。

代わりの餌ですがエビ専用のフード、生餌、熱帯魚用の餌などががあります。

エビ専用のフードは栄養価も高くエビも水草より好んで食べる傾向が強いです。

しかし値段もそれ相応のものとなるので経済的に余裕のある時に購入することをお勧めします。

生餌はエビの餌としては珍しいですが抱卵の刺激となる場合があるので繁殖を目的としている方は与えてみるのも良いかと思われます。

熱帯魚用の餌は案外栄養価が高く、エビも水草より好んで食べる傾向があります。

エビ専用のフードほどではないですが健康にもよく安価なので、食害対策として購入してみる価値はあると思います。

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水草の量を増やそう

これまた意外なことに水草をたくさん与えることで食害を防げるのです。

ウィローモスは繁殖力が高いのである程度植えてしまえばエビが水草を食べつくすより早く成長し、繁殖していきます。

なので飼っているエビの量にもよりますが、水槽にある程度空きがあるのならばウィローモスの面積を増やしてみるのも対策として効果的です。

また光合成の関係もありますので酸素に悩まされることも少なくなるでしょう。

まとめ

せっかく植えたウィローモス、見栄えもよくなりミナミヌマエビを飼うのが楽しくなってきた矢先に食害が起きたら悲しいですよね。

このような被害を起こさないためにも適切な飼育環境と食事を提供できるようしっかり事前の準備をしていきましょう。

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