ミナミヌマエビとは海で採れる食用のエビとは違い、川に生息している3㎝位の小さな淡水エビです。
このミナミヌマエビは観賞用に水槽で飼育する事が出来ます。
水槽で飼育する生き物は金魚やメダカなどの魚も良いですが、ミナミヌマエビの動き回る姿も魅力的で、魚と違った魅力があります。
エビの飼育は難しそうに感じるかもしれませんがミナミヌマエビはコツをつかめば初心者の方でも飼育できます。
そんなミナミヌマエビの飼育に必要な準備と飼育方法を見てみましょう。
ミナミヌマエビの飼育は初心者の方にもおすすめ
ミナミヌマエビは環境適応能力が高く、飼育のコツをつかめば水槽で生き物を飼育するのが初めての方でも飼育できます。
また、ミナミヌマエビは寿命が短く1年~3年くらいしかありません。
そのため長く生き物を育てることに自信の無い方にも向いています。
飼育する前にしっかり必要な物を準備して、住みやすい環境を作っておき、飼育するコツもおさえておきましょう。
準備するものは?
準備するものは水槽、底材、エアーポンプ、照明、水草、フィルター、カルキ抜きした水です。
水槽は最低45センチあった方が良いでしょう。
ミナミヌマエビは飛び跳ねて水槽から飛び出してしまう事があるので蓋つきの水槽を購入しましょう。
水槽をセッティングする手順は、まず底砂を敷き、カルキ抜きした水を入れ、エアーポンプ、水草、フィルターを設置して完成です。
ここにすぐにミナミヌマエビを水槽の中に入れてはいけません。
最低1週間以上は置いて水質を安定させてからミナミヌマエビを水槽の中に入れましょう。
尚、水槽に入れる際には必ず水合わせをしないとミナミヌマエビが環境の急激な変化で弱ってしまいます。
水合わせは必ず行うようにしましょう。
飼育のコツは?
ミナミヌマエビの飼育のコツは、餌を与えすぎない事、水替えは水量の1/5くらいの小規模で行う事、夏場は水温が30度を超えないように気を付ける事です。
餌の量は始め適量がなかなか解らないと思うので、食べ残しがあれば減らしていき調整しましょう。
また、ミナミヌマエビは苔や水草も餌とします。
沢山苔がある水槽内では餌は与えなくていいでしょう。
まとめ
ミナミヌマエビの飼育の準備とコツについて見てみました。
準備の際は水槽をセッティングしたら1週間以上置く事と、水合わせを行う事が重要です。
エサの量やタイミングは水槽の環境や飼っている数によっても違うので、初心者の方はコツをつかむまで難しいかもしれません。
最初は難しくても飼育していくうちに徐々に適量がわかって来るでしょう。
是非ミナミヌマエビを飼育してみてください。