赤玉土を水槽に入れるということは屋外飼育することが前提になるということを頭に入れておいてください。
というのも赤玉土は水槽内で何かあるたびに泥が大量に飛散しますので、水槽内の濾過装置がすぐに汚れてしまいます。
また底面濾過装置を使用している水槽で赤玉土を使用しますと目詰まりを起こす可能性があります。
更に、濾過装置の種類によっては破損させてしまう可能性もありますので赤玉土は濾過装置を用いた室内飼育は向いていないと言えます。
そこで今回は赤玉土を使用したミナミヌマエビの屋外飼育法を紹介していきます。
屋外飼育の必要条件
まず赤玉土ですがホームセンターの園芸用品のコーナーで購入できると思います。
種類は粒の大きさで分けられていて一般的には大粒、中粒、小粒の3種類になっていると思います。
ではどれを購入すればよいのかですが、ミナミヌマエビの場合大きめの粒を選択してあげるとよいでしょう。
大粒もしくは特大粒といったものが良いです。
ミナミヌマエビが自然に棲息している場所が底面に凹凸のある隠れ家となるような場所が多いことから、本来住んでいた環境に近付けてあげられるというわけです。
赤玉土を購入することのメリット
赤玉土の大粒以上を購入すると水替えの際、赤玉土特有の舞い上がる泥が少なくなるといったメリットがあります。
これは水が蒸発してしまってつぎ足す際に、余計な手間を省くことができるのでなるべく大粒以上の赤玉土を購入するようにしましょう。
また、14キロで800円ほどとコストパフォーマンスも非常に高く、ホームセンターなど身近なところから購入できることも考えると非常に魅力的であると言えるでしょう。
まとめ
赤玉土を使用したミナミヌマエビの飼育にはメリットとともにデメリットも存在します。
掃除、世話が大変な反面ミナミヌマエビのストレスをやわらげてあげたり安い維持費で済んだりと様々な要素があると思います。
デメリットとうまく付き合えることができれば赤玉土を使用する使用方法の良いところが引き出せると思いますので、十分に検討して使用ください。