ミナミヌマエビを見ていると、内臓が白く見えるときがあります。
それはどうしてなのでしょうか。
ミナミヌマエビの抱卵
ミナミヌマエビが抱卵すると、お腹の中の色が変わっていくのが分かります。
ミナミヌマエビの抱卵
ミナミヌマエビが抱卵をすると、お腹が黒くなって見えます。
ミナミヌマエビの体がスケルトンなので、体の中が透けて見えるのです。
抱卵した時にもミナミヌマエビの体から卵が見えることでしょう。
最初は黒っぽい色をしていますが、日に日に色が変わっていくのです。
ミナミヌマエビの卵は、徐々に薄い緑や色に近い色に変わっていきます。
内臓が白い時は、もうすぐ赤ちゃんが誕生するのかな?と思っていただければいいと思います。
ミナミヌマエビの赤ちゃんは抱卵してから水温によって3週間~1ヵ月で産まれてくると言われています。
繁殖に失敗しないために
ミナミヌマエビが抱卵した時には水質や水温を急激に変えないことが大事です。
水質や水温が急激に変わると、ミナミヌマエビは脱皮をしてしまいます。
すると、卵も一緒に離れていき、抱卵した卵は赤ちゃんとして誕生しなくなってしまうのです。
抱卵した卵を繁殖させたいときには、水換えを控えるようにするといいでしょう。
隠れ家を作ってあげよう
ミナミヌマエビが抱卵すると、目に見えてわかります。
この時期は動きも鈍くなり、無防備な状態になると言われています。
他の魚と混泳している場合は、餌の標的になりやすいので気を付けなければいけません。
卵が孵化した瞬間から標的にされるので、隠れ家が必要になります。
ミナミヌマエビの単体飼育なら隠れ家は特に必要ないと言われているのですが、混泳をしている人には隠れ家が必要になるので、取り入れてみましょう。
まとめ
ミナミヌマエビの内臓が白く見えるときは、抱卵した卵がもうすぐ産まれる時期かもしれない。
そう思ってもいいと思います。
抱卵期には、水質や水温を飼えないために、大幅な水換えは控えるようにします。
そして、混泳なら隠れ家を作ってあげるなどをして無事に赤ちゃんが生まれるように見守ってあげましょう。