ミナミヌマエビの背中や卵巣が突然黒い状態になった時にはどうしてしまったんだろうと心配すると思います。
しかし、この状態の時はミナミヌマエビの抱卵時期なので、病気ではありません。
ミナミヌマエビの抱卵期の状態
ミナミヌマエビが抱卵時期を迎えると、背中や卵巣が黒くなります。
ミナミヌマエビの抱卵時期は、動きも鈍く、無防備な状態になるので、混泳をしている人は餌の標的にならないように気を付けなければいけません。
ミナミヌマエビの産卵と抱卵
ミナミヌマエビは新月や満月の前後に抱卵すると言われています。
抱卵した時に気を付けることは、水質管理です。
突然水質が変わると、ミナミヌマエビは脱皮をしてしまうのです。
抱卵状態で脱皮をすると、卵まで一緒に離れていくことがあるので、繁殖しなくなるのです。
この時期の水換えは控えるようにするといいですね。
抱卵期の卵の色
ミナミヌマエビの抱卵時期には黒い卵をしています。
ミナミヌマエビの卵巣が黒いのは抱卵しているからなんですね。
抱卵中の卵は徐々に色が変化していきますが、心配する事はありません。
2週間が経過すると、卵の中から黒い目が見えるようになるのです。
混泳に注意
他の魚と混泳している時には、餌の標的になってしまうので、隠れ家などを用意するといいです。
また、混泳している量が多い時は別の水槽を用意して隔離させるのもお勧めです。
母エビは出産を迎えると、寿命が終わってしまうのです。
新たな生命をバトンタッチさせるためにも、無事に繁殖させたいものですね。
まとめ
ミナミヌマエビの背中や卵巣が黒い時には、抱卵時期を迎えている場合があります。
そんな時は、無事に繁殖できるように見守ることが大事になってきます。
餌の標的にされないように、隠れ家を用意するか、隔離をするようにします。
黒い卵は2週間くらいでどんどん変化をし、繁殖が始まります。
卵から黒い目玉が見えるようになるので、卵の変化を見るのがだんだん楽しくなってきますよ。
赤ちゃんが生まれると、母エビの寿命が近づいているので、無事に繁殖させて生命をつなげていきたいですね。