適量ってあるの？60cm水槽にミナミヌマエビは何匹飼える

ミナミヌマエビを入れる水槽には、さまざまな大きさがあります。

アクアリウムの楽しみ方によって水槽の大きさは変わってきますが、数かとても増えやすいことで知られるミナミヌマエビの場合、小さな水槽を使うケースは少ないようです。

60cm水槽、45cm水槽が一般的に選ばれていますが、大きさに適した個体数というのはあるのでしょうか。

水槽に何匹飼うかは飼い主次第

極端な表現になりますが、60cmまたは45cm水槽に何匹飼えるかは、飼い主次第ということになります。

60cm水槽に1000匹近くミナミヌマエビを増やしたという話もあるため、飼うことは可能と考えられます。

ただ、この場合、排泄物の処理など水質の維持のため多くの手間が掛かるでしょう。

ミナミヌマエビを単独で鑑賞する、メダカなど他の種類と一緒に混泳させるなど、目的により基本的な水槽の大きさや何匹入れるかが変わってきます。

しかしながら、必ずという訳ではなく、あくまでも目安です。

混泳におすすめ60cm水槽

たっぷりと容量のある60cm水槽は、混泳におすすめの水槽です。

もちろん、ミナミヌマエビ単独で飼う場合にも適しています。

水質を維持する濾過をおこなわなくても100匹以上は飼えるとされていますが、水質の劣化は避けられないでしょう。

平面的な環境の中で過密状態は、ミナミヌマエビにストレスを与えるため、より多く足場やスペースなど立体的環境が必要となります。

観賞用としても数が増えることを考慮して、数匹からのスタートか多くても30匹以下が適しているでしょう。

単独鑑賞なら45cm水槽

ミナミヌマエビの単独鑑賞ならば、45cm水槽の大きさで十分です。

おしゃれなスリムタイプと一般的なノーマルタイプがありますが、足場や隠れる所のスペースを考えると底面の広いノーマルタイプが好ましいでしょう。

60cm水槽と同じく、過密状態はストレスや負荷を与えるため、数匹～10匹程度のスタートが適してます。

まとめ

ミナミヌマエビの水槽について見てきましたが、ここでご紹介した水槽に入れる個体数は目安と捉えてください。

2～3匹のミナミヌマエビを30cm水槽のスリムタイプにいれて飼うなどのように、多様性がアクアリウムの魅力ですね。