ミナミヌマエビは春から秋にかけて繁殖を行います。
ミナミヌマエビの繁殖は簡単で特に何もしなくても気が付いたら卵を産んでいることがあります。
生まれてきた稚エビが成長していくのを見ていくのも飼育する楽しみの一つです。
稚エビの大きさや与える餌について見てみましょう。
ミナミヌマエビの稚エビが産まれたら
ミナミヌマエビの稚エビはメダカや他の魚の餌になってしまいます。
せっかく孵化しても食べられてしまっては繁殖できません。
ミナミヌマエビの繁殖をしたい人は稚エビを別の水槽で飼育するか、最初からミナミヌマエビの単独飼育をするのがお勧めです。
ただ、ラムズホーンなどの貝類は稚エビを食べることはないので同じ水槽内で飼育しても問題ないでしょう。
稚エビの大きさ
稚エビは産まれてきたときは約2mmほどでとても小さいですが、体の形はすでにエビの形をしています。
視力が悪くなければ良く見ると肉眼で確認できます。
稚エビはだいたい2週間から1カ月くらいで1㎝の大きさまで成長します。
それくらいになると肉眼でも見やすくなるでしょう。
だいたい大人のミナミヌマエビの半分くらいの大きさでしょうか。
さらに2カ月~3カ月くらいで大人になります。
それくらいになるとメスは抱卵も出来るようになります。
稚エビに与える餌は何が良いの?
稚エビに与える餌は何が良いのでしょうか。
親のミナミヌマエビと特別違うものを与える必要はあるのか疑問に思うところですが、基本的に稚エビに特別な餌を与える必要はないです。
稚エビは水槽の中にある水草やコケなどを食べて十分大きくなります。
稚エビは体も小さいので水槽内に自然と発生する餌や親エビの餌を少し食べるくらいで足ります。
ただ沢山のミナミヌマエビを飼育していて、水草やコケが全くなく、餌となるものが無い水槽という状態の場合は親エビと同じように餌を与えてあげましょう。
ミナミヌマエビの稚エビの飼育は餌やりや管理が楽なので繁殖させるのが他の良きものよりも簡単です。
まとめ
ミナミヌマエビの稚エビの大きさや餌の与え方について見てみました。
ミナミヌマエビの稚エビの飼育は餌やりもほとんど必要なく、ミナミヌマエビ単体の水槽であれば水槽を分けて飼育する必要もありません。
手間もかからず簡単です。
メダカや他の魚と同じ水槽に入れさえしなければ沢山繁殖させることも可能でしょう。
稚エビから育てるのも愛着がわいて可愛いのではないでしょか。
是非ミナミヌマエビの稚エビを育ててみてください。