ミナミヌマエビは繁殖力が強いのが特徴で、繁殖させるのを楽しみに飼育している人もいるでしょう。
そんなミナミヌマエビは室内で飼う事も室外で飼うことも出来ます。
室内で飼うのと室外で飼うのとでは何が違うのか気になりますね。
どうやら飼育方法や準備する道具も違うようです。
ミナミヌマエビの室内と室外で飼育する違いを詳しく見てみましょう。
ミナミヌマエビの飼育環境、室内と室外の違い
ミナミヌマエビの室内と室外の違いは何でしょう。
室内では餌の管理や水槽の水替え、水質管理などの世話が必要ですが、室外飼育では自然にお任せで育てていくので世話はほとんどしません。
餌も水槽内に自然と生えてくる苔や水草などを食べて生きていきます。
室外飼育の方がコストもかからず飼育はとても簡単です。
室内と室外で準備する物が違う
室内と室外で環境が違えば飼育に必要な物も違います。
まず室内で飼育する場合に準備するものは、水槽、水草、底砂、フィルター、LED照明です。
一方室外で飼育する場合はミナミヌマエビを入れる容器、水草、底砂があれば飼育できるので飼育で準備するものが室外はとても少ないです。
飼育する容器も室内と室外で違います。
室外で飼育する場合の容器はアクリルやガラスの透明な水槽は向きません。
夏場で日光が当たり温度が上がってしまう事や衝撃で壊れてしまう可能性が有ります。
お勧めの容器は大きめの発泡スチロール箱と睡蓮鉢です。
水量がたっぷり入り、外の環境に耐えられる丈夫な容器であることが重要です。
室内と室外の飼育方法
室内の飼育は餌やりと定期的に水替え、フィルター掃除が必要です。
餌やりは水槽の環境によっては与えなくても良い場合があります。
水槽に苔や水草がある場合はそれが餌となるので与えなくても良いでしょう。
苔や水草が無い場合は食べ残さない量の餌を与えましょう。
室外の飼育は餌やりの必要はほとんどありません。
室内に比べるとほとんど世話が無く自然に任せて飼育できます。
ただ、水が減ってきた場合は水足しが必要です。
繁殖は春から夏
ミナミヌマエビの繁殖の時期は春から夏にかけてです。
水の温度が20度から24度位になると繁殖します。
繁殖させるときには水草や底砂も水槽に入れてあげましょう。
室内飼育の場合はヒーターで温度を20度から24度に設定していれば冬場でも繁殖させることが出来ます。
まとめ
ミナミヌマエビは室内と室外で準備するものや飼育方法が違うことが解りました。
室内でミナミヌマエビの水槽をレイアウトして泳ぎを鑑賞したい人や、餌を食べる姿や繁殖の様子を観察したい人は室内が良いかも知れません。
逆に餌やりや世話に時間を使わずに、人が手を加えず自然のまま育てたい人は室外飼育が向いているかも知れません。