小さな体ながらも、水槽の掃除屋さんとして人気のミナミヌマエビ。
アクアリウムを取り扱うショップで求めることもできますが、自分の手で自然の中に生息するミナミヌマエビを捕まえることも、楽しみのひとつですね。
ここでは、採取する方法や時期についてご紹介します。
身近にいるミナミヌマエビ・定番の採取方法
ショップに行けば手頃な価格で購入することができるミナミヌマエビを、自然の中に出向き自分の手で捕まえる。
少々大袈裟な表現になりましたが、実際には大掛りな道具を用いることなくミナミヌマエビを採取することができます。
また、生息する場所も危険な場所に出向くことなく、水深の浅い小川や用水路など、身近な所で出会うことができます。
用意するアイテムは、網と長靴、バケツなどの入れ物があれば十分です。
春から夏の浅瀬が狙い目
ミナミヌマエビは基本的に年中いますが、春から夏にかけての季節が繁殖期にあたり、活動が活発化します。
そのため、目にする機会も多くなる訳ですが、ポイントは水深が浅くても水の動きがある場所を探します。
採取するときの定番アイテムは、目の細かな網です。
網を入れガサゴソと動かしすくい上げる、水草があれば水草ごと上げてみてください。
数匹でも入れば、その場所周辺で捕まえることができます。
万が一のことを考えて、履物は長靴やウォーターシューズをお勧めします。
環境によってはサンダル履きでも十分ですが、高い確率で「あ、サンダル脱げた」というパターンに。
ミナミヌマエビの動きが鈍る、寒い時期に採取をおこなうことも一理ありますが、外気温の低下や水温の低さは、思わぬアクシデント招く恐れもあるため、慎重に考える必要があります。
ペットボトル大作戦
網を用いてミナミヌマエビを捕まえるのが定番ですが、ペットボトルを使って採取する方法もあります。
2リットルのペットボトルを途中から切り離し、先端を反対に取り付け固定、数か所空気穴を開け、鶏肉やソーセージなどのエサを入れ沈めるだけです。
深い水深は必要なく、藻や水草がある場所に3時間ほど放置しておきます。
エビ以外の小魚などもはいり楽しめますよ。
まとめ
ここまで、ミナミヌマエビの採取方法や時期について見てきましたが、特殊な道具も必要なく気軽に楽しめそうですね。
ただ、夢中になると周りが見えなくなるものです。
ケガやアクシデントには十分な注意が必要です。
特に子供連れの場合には、常にお子さんの動きを見守ってくださいね。